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湧源クラブ関連書籍
湧源クラブに関連する書籍を紹介します.
シリーズ 学びと文化3 科学する文化
佐伯胖・藤田英典・佐藤学編集 東京大学出版会 1995年
ISBN: 4-13-053067-4
〈目次〉科学はいかにして学ばれるか/科学観と科学教育/子どもが科学に感動するとき/自然誌教育の実践と構想/科学の文化を創る/「科学を教える」ということ.〈執筆〉村山 功・佐藤勝彦・平林 浩・山岡寛人・広中平祐・美馬のゆり・佐伯 胖
広中先生と佐伯先生の対談では、数理の翼セミナーの開催について、広中先生の生い立ちとともに詳しく語られています。
「未来の学び」をデザインする −空間・活動・共同体 美馬のゆり・山内祐平 東京大学出版会 2005年
ISBN: 4-13-053078-X
新しい学びのスタイルとは? 私たちは生涯ずっと「学び」続けている.大学,企業,ミュージアムで教育が変わりはじめている.キーワードは,空間,活動,共同体.その要諦とは何か?様々な場面で,私たちが関わっていかなければならない未来について,「学び」はどうあるべきか,どのようにしたらよいかを考えるための鍵を探すこと.そのための道しるべとなる一冊.学校,NPO,企業などでの人材育成への重要な示唆に富む.
数理の翼セミナーと、YSNを含む湧源クラブの活動について、共同体への周辺参加という視点から紹介されています。
第15回数理の翼セミナー(94年)の講義録の一部を単行本化して出版したもの講義録の編集は湧源クラブの手によって行われた
紹介されている「不思議缶ネットワーク」とは、湧源クラブ内ではYSN(湧源サイエンスネットワーク)プロジェクトとして知られている。これは都内の小学校(目黒区立神応小学校)を舞台に、湧源クラブ員の有志からなるアドバイザーとその学校の生徒達とをコンピュータ回線を用いて結びつけ、生徒から出る素朴な科学に関する質問・疑問にアドバイザーが答えるという形式を通してコンピュータネットワークを利用した科学教育のありかたを模索して行く試みである(実施期間:1994〜1996年)。 この本はその成果をまとめたもので、著者の美馬氏(湧源クラブ員)はプロジェクトの主催者である。なおこのYSNプロジェクトは、次の段階として舞台を高校(都立明正高校)に移して継続された(1997〜2000年)。 参考リンク:湧源サイエンスネットワーク(YSN)
フラクタル理論の創始者であるマンデルブロの著書で、フラクタルに関する最初の本の翻訳であり,今なおフラクタルを学習する上での原典と言われている.広中平祐監訳ではあるが,実際の翻訳作業は湧源クラブの事業として行われた.この翻訳事業は,当時(1983年)創立間もなかった湧源クラブにとって最初のプロジェクトであり,約1年半の期間と40人近い湧源クラブ員の参加によって完成した.なお出版による印税は当時の湧源クラブの活動資金の一部として使われた.
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