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湧源クラブの理念

湧源クラブは、次の5つの理念を掲げて活動しています。

  • 交流
    • セミナーの同窓会組織として、各種の行事・機関誌の発行を行い、多くの会員が参加しています。
  • 連帯
    • 約一週間のセミナーの感動を共有した仲間としての連帯と信頼を培い,それを活かした活動を行っています。
  • 多様性
    • 世代としては大学教授・企業研究員をはじめとする社会人から高校生まで,また分野としては各種理系分野から政治学,教育学といった文系分野まで,様々な年代・分野の会員が集まっています。このような多様性が、学際的な刺激を生み出すパワーとなっています。
  • 学術
    • 興味を同じくする会員が多方面から集まり、議論や研究などを行っています。
  • 創造
    • 以上のような特性を活かし、既存の教育・研究機関とは異なるパラダイムにより、学術的な“何か面白いこと”を産みだすことを目指しています。

湧源クラブは、「数理の翼夏季セミナー」で得た刺激や感動、出会いをその場限りのものにせず、その後も参加者の交流を図るという主旨のもと、セミナーの参加者によって1982年10月17日に結成されました.「湧源」という言葉は数理の翼夏季セミナー創始者の広中平祐氏の提案によるもの、「次々と水が湧き出る泉のように何かを作り出し、惜しみなく分け与える、無限の可能性を秘めた創造の場であってほしい」というクラブへの願いがこめられています。

現在は約1000人の数理の翼夏季セミナー参加経験者が湧源クラブ会員として加入しています。多くの会員は、科学に強い興味や関心を持ち、携わっていますが、それぞれの職業は大学教授から高校生に至るまで多岐に渡っており、幅広い分野と年齢層が特徴です。

このような会員にとって、湧源クラブは、会員同士の交流や、学問の交流、主体的な創造活動の場となっています。財政的には、現時点では全面的に財団法人数理科学振興会の支援を受けており、会員は行事の参加や機関誌の購読を希望する際にはその実費を支払う必要がありますが、それ以外では会費はありません。またセミナー参加者であれば、入会も脱会も自由です。

湧源クラブは,ひとことでいうと、「数理の翼夏季セミナー」の同窓会組織ですが、単なる同窓会にとどまらず、さまざまなアカデミックで創造的な活動を行なうことを目指しています.

[カテゴリ:1.湧源クラブの紹介]

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